かしこまった場所では、場違いな気がしてしまいます

この記事で分かること

• かしこまった場所で緊張してしまう理由
• その場で使える緊張を解く方法

はっ!とハック

冷たいペットボトル（投稿者：おもちさん）

緊張すると、心臓がドキドキしたり、汗ばんで手足が冷えてしまうことがあります。呼吸が浅くなり、身体がこわばると、ますます「場違いなのでは？」という不安が膨らんでしまいます。

こうした緊張のループを断ち切る方法として、私は、冷たいペットボトルを触るようにしています。

手に冷たいものを握ると、その温度や感触がダイレクトに伝わり、意識が「この瞬間」に戻ります。身体に意識を集中させることで、不安やパニックの悪循環を断ち切ることができるのです。

例えば、手に持ったペットボトルの表面をなぞってみると、デコボコがあったり、うっすらと水滴がついていたりするのが分かります。

指先で冷たさを感じたり、ラベルの感触を確かめたりすることで、頭の中でぐるぐると回っていた緊張の思考が、次第に「この瞬間」に引き戻されます。

さらに、冷たい飲み物を少し口に含み、その温度を舌や喉でじっくり感じるのも有効です。ひんやりとした感覚に意識を向けることで、呼吸が自然と落ち着き、焦りや不安が和らぎます。

かしこまった場では、「どう見られているか？」と外側にばかり意識が向きがちですが、「冷たいペットボトル」に意識を向けることで、身体の感覚に立ち返ることができます。（ペットボトルが難しい場合は、冷たいグラスや、壁でも効果的です）緊張が高まりそうな場面では、手元に冷たいペットボトルや冷却シートなどを用意して、さりげなく触れる習慣をつけると、落ち着きを取り戻しやすくなるかもしれません。