はっ!とハックとは?
「はっ!とハック」とは、思わず「はっ!」と驚いてしまうような、ちょっと変わった裏ワザや解決方法のことを指す造語です。
この記事で分かること
- 効果的なスケジュール管理の方法
- リマインダーやツールの活用術
お悩み相談
大事な予定をすぐに忘れてしまいます
友達との約束や通院日など、大事な予定があってもすぐに忘れてしまいます。
その時は覚えているのですが、しばらく経つと忘れてしまうことが多いです。
何か良い方法はないでしょうか?

一般的な解決方法
- 毎日その日の予定を確認する
- スケジュール帳に予定を書いておく
はっ!とハック
いくつかの対処法(投稿者:Moogleさん)
※この内容は個人の経験に基づいています。正確な情報や治療については、必ず専門家にご相談ください。
私も以前は、毎回のように大事な約束を忘れてしまい、周囲の人からの信用を失うことが多くありました。
それだけでなく、診察日を忘れてしまうと、大事な精密検査や薬が足りなくなるなど、実際の被害も出てしまいます。
そうした経験を経て、さまざまな工夫をして行動するようにしました。
基本的な方法
予定を忘れないための対処法はいくつかあります。以下の対策を試してみてください。
- スケジュール帳を使う
手帳に予定を書き込むことで、視覚的にも記憶しやすくなります。また、書く行為自体が記憶を助ける効果があります。 - スマートフォンのカレンダー機能を使う
スマートフォンには便利なカレンダーアプリが多数あります。アラーム機能を使って、予定の前に通知が来るように設定すると良いでしょう。 - ポストイットなどにメモを書いて目につく場所に貼る
忘れがちな予定は、ポストイットに書いて、パソコンや冷蔵庫など、よく目にする場所に貼り付けておくと効果的です。 - 毎日ルーティン化する
毎日同じ時間に予定を確認する習慣をつけることで、予定を忘れにくくなります。例えば、朝起きたときや寝る前などに一日の予定を確認すると良いでしょう。 - 細かくスケジュール管理する
予定を細かく管理し、それぞれに優先順位をつけることで、大切な予定を見落とさないようにしましょう。
これらの方法を組み合わせて使うことで、予定を忘れることを防ぐことができるでしょう。また、これらの習慣を身につけることで、記憶力自体も向上する可能性があります。ぜひ試してみてくださいね。
ツールを駆使する
- Outlookの予定表を活用する
MicrosoftのOutlookには、予定表を使ったスケジュール管理機能があります。予定が始まる前に通知を設定したり、定期的な予定を設定したりすることが可能です。また、メールを確認しながら同時に予定も把握することができます。 - 予定表の共有
Outlookでは、予定表を他の人と共有することができます。これにより、チームや家族間での予定の調整が容易になります。 - 予定表の検索機能を使う
予定が多い場合、検索機能を使って特定の予定を素早く見つけることができます。 - 予定を自動でカレンダーに追加するツールを利用する
相手と自分の空き時間を自動で割り出し、決定した予定を自動でカレンダーに追加するツールもあります。これは1対1の予定だけでなく、大人数の予定にも対応しています。
私の場合
- 約束の日時が決定(インプット)
ここでは、友人との約束や通院日など、大事な予定が決まったと仮定して、順番に話を進めます。
予定が決まり次第、スケジュール帳が手元にあるなら、すぐに記入します。
『書く』という行動によって、内容を覚えやすくなります。
私はADHD(※注意欠如・多動性障害)ですが、特性として特にワーキングメモリー(※短期間に情報を保持し、処理する脳の機能を指します)のスコアが低いため、電話が非常に苦手です。(※ADHDの特性には個人差があります)そのため、電話で約束を取り付けた場合は、必ず相手に日時を確認して、メモ帳に書き留めます。
例)「では〇月〇日の〇〇時にお伺いいたします。」
物事を覚える作業はインプットと呼ばれます。
しかし、人間の記憶は非常に曖昧なものです。次のステップを行うことで、さらに覚えやすくなります。 - 予定を入力(アウトプット)
予定日時が決まり次第、次はスケジュール帳やメモ帳に書いた内容を他の媒体(アプリやカレンダー)にも転記していきます。
いわゆる、アウトプットと呼ばれる作業です。
私は通院する機会が多いので、スケジュールアプリに入力する習慣をつけています。
参考までに、私はジョルテカレンダーを使用しています。ですが、使用感には個人差があるので、自分に合った使いやすいものを選ぶと良いでしょう。家にカレンダーがあるなら、そこに予定を書くのも効果的だと思います。
このインプットとアウトプットを繰り返すことで、私は以前よりも飛躍的に予定を忘れることが減りました。
とはいえ、人は失敗するものです。失敗を繰り返すことで必要性を感じ、対処法を学んでいくことができれば、色々と楽になるのではないかと、個人的に思います。


この記事を書いた人
Moogle
難病とADHDの当事者であり、デザインを得意とするライター。自身の経験をもとに、日常生活で役立つアイデアを発信しています。記事ではイラストを使い、わかりやすく表現しています。