感情の起伏が激しい人との会話に疲れてしまいます

この記事で分かること

• 相手の感情に振り回されないための考え方
• 感情の起伏が激しい人と円滑にコミュニケーションをとるスキル
• 気疲れする相手との会話も楽しめる方法

はっ!とハック

ATフィールド（投稿者：ゲーマーさん）

私は専門家ではありませんが、感情のエネルギーには、かなり個人差があるように思います。

エネルギーが多い人から見ると、エネルギーの少ない人はまるでピントの合わない眼鏡をかけて生活しているように見えるかもしれません。一方で、エネルギーが少ない人からすると、エネルギーの多い人は、何かと極端な表現を多用したり、大げさに感じられることもあるでしょう。

今回は、この 「感情のエネルギーが多い人」とどう向き合うか 、「エネルギーの少ない人」がどのように接すれば、お互いに良いバランスを保てるのかを考えてみたいと思います。

感情のエネルギーが多い人を理解する

まず、感情のエネルギーが多い人は、決して相手を言い負かしたり、自分の考えを押し付けようとしているわけではないと考えてみましょう。

彼らは感情の振れ幅が大きく、衝動が強いため、思ったことをストレートに表現してしまいがちです。また、「自分の気持ちを分かってほしい」という思いが強く、誇張した表現を使うこともあります。

この特性を踏まえると、 エネルギーの少ない人が相手に共感しすぎるのは禁物 です。自分と相手は違うという境界線を意識し、強すぎる感情のエネルギーを ひらりとかわしたり、適度な防御策を取ることが大切 です。

感情のエネルギーから身を守る「ATフィールド」

ここで一つの提案として 「ATフィールド」 を紹介します。

『新世紀エヴァンゲリオン』をご存じの方ならピンとくるかもしれません。ATフィールドとは、劇中で使徒やエヴァが持つ 「不可侵の防御壁」 のこと。このフィールドがある限り、攻撃を跳ね返すことができます。

このATフィールドのイメージを、感情のエネルギーが多い人との会話に応用してみてはいかがでしょうか。

感情のエネルギーが多い人との会話は、まるで 定期的に波動砲を放つボス戦 のようなものです。無防備な状態で立ち向かうと、ダメージを受けてしまいます。しかし、ATフィールドを意識することで、 相手の感情の爆発を真っ向から受け止めず、適切な距離感を保ちながら対応することができます。

感情のエネルギーが強い人との会話に疲れてしまう方は、ぜひ 「ATフィールド」 をためしてみてはいかがでしょうか。

ATフィールドの展開方法

1. ATフィールドを意識する
   まず、「ATフィールドを展開するタイミング」を意識することが大切です。相手の感情が高ぶったとき、「まずい、攻撃がくる！」 と身構えるのではなく、 「ここでフィールドをはれば大丈夫」 と考えるだけで、余裕が生まれます。
2. 相手の感情を「ビーム」だと思う
   例えば、相手が「なんで分かってくれないんだ！」と強い口調で訴えてきたとします。普通なら「怒らせたかも」と焦るところですが、ここでこう考えてみましょう。「エネルギービームが飛んできた」この発想に切り替えるだけで、相手の言葉を 「自分への攻撃」ではなく、ただのエネルギー放出として受け流せます。感情の爆発は、あなたを傷つけるためのものではなく、相手が自分の気持ちを発散する手段なのです。
3. フィールドの強度を調整する
   エヴァのATフィールドは、状況に応じて強度を変えます。同じように、自分の「心のバリア」も調整できます。軽い揺れなら、薄めのフィールドで問題ありません。感情の波が激しくなったら、最大強度で防御。そのときのポイントは、 深呼吸して自分の軸を意識することです。相手の言葉に振り回されず、一歩引いた視点で捉えるだけで、ATフィールドの耐久力が増します。
4. 「シンクロ率」を意図的に下げる
   エヴァのパイロットは、エヴァとのシンクロ率が高いほど影響を受けます。これは、感情の激しい相手にも同じことが言えます。「なぜそんなに怒るの？」 と感情移入しすぎると、相手の波に巻き込まれます。そこで、 「シンクロ率20%」を意識しましょう。相手の感情を完全にシャットアウトするのではなく、距離を保ちながら「これは相手の問題」と冷静に受け止めることがポイントです。